京大医学部

いや~ぁ、

 

医学部って大変ですねぇ。

今日はその大変さを書いてみます。

 

偏差値60とは上位15%ぐらいを意味します。

偏差値70だと上位2~3%です。

 

さて、京大オープンや京大実戦模試は京大を受験しようと考えている生徒の大半が受けます。ですから、この模試でどの程度の位置にいるかということがすごく重要になります。

それぞれの模試は8月と11月に2回ずつ実施されますが、8月の段階では現役生の理科の完成度が低く、浪人生に有利な判定が出るのが大体の傾向です。ということで、次の11月の模試がとても大事です。

まず、オープンが11月3日にあり、実戦は11日です。

ここで、どの程度の成績を取るべきでしょうか?

実際の入試では全体として2倍から3倍の競争率になるので、偏差値としては55から60程度あれば有望ということになります。

 

しかし、医学部では状況が違います。

大体の受験生が5000人として、医学部の定員は100人。実質上5000人中100番程度でないと医学部には合格できないということです。これは上位2%を意味しますから、偏差値では70以上です。

つまり偏差値60だったら、工学部ではA判定で、医学部ならD判定という感じになります。

京大受験生のうち上位15%はかなり優秀なはずですが、医学部志望なら、限りなくまずい成績だということです。

ですから、京大の医学部を志望している生徒の多くは悩んでします。京大受験生の中で上位15%に入るような生徒はみんなしっかり勉強していますし、頭もいいです。それでももっともっと上に行かないといけないわけですから、一体何をどうすればいいのかと悩むのです。

 

どうでしょうか、伝わりましたか?

医学部は大変なのです。

まあ、京大オープン、京大実戦で偏差値60なら、他大学の医学部を探せば余裕で受かるところが多いので、無理をしないことをお勧めしたいです。