共同で教えていると意外な発見をする
松谷です。
既にお伝えしたように、今英語をカーメリアと共同で教えています。
まあ主体はカーメリアで、僕はアシスタントなのですが、カーメリアが教えている説明内容を日本語で説明したり、生徒が例文つくるのを手伝ったりしています。
で、まあ、カーメリアが文法説明するのですが、捉え方や区分けが微妙に日本での伝統的な教え方と違って新鮮なので、僕が結構面白いんですね。
たとえば、過去進行形は2種類ある。っていう教え方をしていました。
でも、僕としてはざっくりと「過去のある一点で進行中の動作を表す。」くらいなイメージだったんですね。
でも、彼女としては、
過去のある一点で進行中の動作のパターン。
(I was eating dinner at 7 yesterday.など)
過去のある一点まである動作をしていて突然遮られたパターン。
(I was watching TV when my mother called me.など)
の2通りという捉え方でした。そして実際の場面では前者はあまり使わず後者を良く使うと。
さらに、現在完了でも、伝統的な日本の教え方では、
継続用法、経験用法、完了・結果用法という3つがある。というような教え方ですが、
カーメリアはexperiences とchanges だみたいなとらえ方でしたね。まあそもそも現在完了の考え方自体が日本語の中には概念としてはあるけれど少し隠れているみたいなところがあるので、日本語の概念で考えると話すときに使いこなすのが難しいという印象はありますので、なんとなくとらえ方の違いが面白かったですね。
現在を含んでもやもやという部分の時を表していて過去のどの時点で起こったかはどうでもいいというのは日本語で教えるときと同じですけれどね。