模試を持ってこないと合格しがたい

松谷です。

今年すべての受験生を担当いたしまして、現時点では合格した人は全員模試を定期的にもってきていました。

 

確かに、模試を持ってきた人で残念ながら不合格だった人もいました。しかし、最終的に合格か不合格かのギリギリのラインでの勝負になっていました。その中には3点差で東大に届かなかった生徒もいました。医学部に厳しいところからギリギリまで追い込んで本番勝負でわずかに負けてしまった子もいました。厳しいところから追い込んで恐らくギリギリ京大に届かなかった子がいました。それらについては今でも自分の心がえぐれるような気持ちです。たまに夜うなされます。

しかし、模試を持ってこなかった人は全員不合格になっていました。

つまり、明らかに模試を持ってくることと合格に近づくことに強い相関関係があることがわかります。

 

模試は良くても悪くても関係ありません。事実Eとかでうかってるなんてしょっちゅうあります。

持ってくることが重要なんです。

なぜ、持ってくることが重要でしょうか?

 

松谷とかの専門的で分析的なアドバイスが今後の学習の計画立案に役立つからでしょうか??

 

そのように合格体験談に書いてくれていた子もいました。もちろん実際アドバイスします。何百枚と見てますからね。それなりのアドバイスができると思います。

でもそれは持ってくることの最大の意義ではありません。

 

最大の意義は、僕という第三者を置きつつ、模試の結果から自分の状態を客観的に把握することです。つまり自己の客観化です。

自分だけで結果を見てるとどうしても結果を都合よく解釈してしまうんですね。それだとどうしても修正が本番までに間に合わないケースがほとんどになってしまいます。

 

僕が信頼できるかとかできないかとかそんなことはどうでもいいので、持ってくることで、合格との正の相関のなかに自分を無理やり放り込んで確率を高めるようにしてください。

今年はあまり受験生をもたないので、あれですが、高3生は模試を持ってくるようにしてくださいね。

別に高2以下からもってきてもらっても全然okです!