合格体験記その8

松谷です。

体験記がもう一つとどきました!!

京大薬学部に合格した

篠山岬くん(洛星)からです!

彼は冠模試の成績優秀者にのったり余裕をもって合格していたと思いますが、それは高1で入塾したときから土曜日の自習室を利用したりしながらずっと誠実に勉強し続けていたからだと思います。そのかいあって最後の方は数学でも無敵に近いくらいの状態になっていました。(本番でも数学で5完半以上はしたようです!実質ほぼ満点!)

そんな計画的に勉強していた彼からは、受験に向けて各段階でどのような意識をもって学習するかという心構えみたいなものが良く学べるんじゃないでしょうか。

どうぞ!!

 

合格体験記

京都大学 薬学部  篠山岬 洛星高校

僕は高一の後期から稲荷塾に入塾しました。当時の僕は数学が得意だと勝手に思い込んでいましたが、稲荷塾に入り数学を学ぶとその思い込みは覆りました。それまで自分が学んでいたのは高校数学の上澄みだけで、定理などの根底を全く理解出来てなかったことを痛感しました。高一の反転授業では、授業の序盤での基本事項の確認で予習で得た知識の補強をし、小テストと直しでもう一度自分の手で理解出来ているかを確認し直すことで、基本事項を定着させることが出来ました。そして難しい単元テストによって自分の定着度合いを確認し 勉強計画を立てることが出来たと思います。
高二の演習Ⅰではそれまで見たことの無い応用的な問題を経験することで、より一層基本の大切さに気付かされました。なので、早めに高校数学の範囲を終わらせてしまって、応用問題を積みながら基本を定着させていくことがとても大事だと思います。
高三になるとスケジュールの関係もあり毎週土曜日に振替をして貰えて非常に助かりました。レベルの高い予習テキストと補充問題のおかげで自分の得意不得意がはっきり分かって自学習にも活かせることができました。
土曜日の自習室は周りが集中してる中でチューターさんに分からない所を聞きながら勉強できる環境で、滅多にそういった環境は無いので助かりました。

~後輩へのアドバイス~
数学:公式を丸覚えしたり解き方だけを覚えようとするのではなく、一つの単元での大事なポイントであったり単元別の繋がりを意識しながら普段の予復習や問題演習に取り組むのが良いと思います。また、検算のスキルであったり、頭の中で直ぐにいくつかのアプローチを思いつく能力がとても大事です。
英語:出来るだけ早いうちに単語と構文をある程度完璧にして 長文を読む練習をした方が良いと思います。
理科:公式だけを丸覚えせず 単元ごとに必要な考え方や公式の使い方を学ぶことが大事だと思います。
模試は 結果がどうであれ持っていくべきです。先生方からアドバイスを貰うことでそれ以降の勉強計画を立てやすくなるからです。

最後に
三年間 親身になって数学を教えてくださった稲荷先生と松谷先生には感謝してもし切れません。ありがとうございました。

 

彼は高1で稲荷塾に入った時も十分数学得意だったとは思いますが、稲荷塾での学習を通して、胸を張って得意科目は数学だと思えるようになったそうで、その自信を本番にも見事ぶつけてくれました。

彼くらい得意だとこちらも緊張感のなか指導アドバイスすることになるのですがそれもとてもいい思い出です。高1の秋に数2bをはじめて教えて、学校の定期テストで100点で1番でした!と報告してくれたことがつい昨日のようです。よく頑張ったなあ!