特別クラスの報告

ハートって13枚あるんですか?

そうやで。

トランプの枚数って覚えておいた方がいいんですか?

 

むむむ。

その子はトランプにハートのほかにダイヤとスペード、クローバーがあることも知りませんでした。そして、その新しく仕入れた知識をノートに書き込んでいました。

 

そんなアホなやつがいるのか?!

と驚いた方もいると思います。

いるんです。

しかもその子は堀川の生徒です。

 

トランプで遊んだことがないのでしょうか?

ちょっと驚きました。

 

さて、高1の1年間で数1a、数2b、数3の高校課程を全部やってしまう特別クラスは順調に進み、6月13日土曜日の段階で、全員が数1aを終了しました。

みんな結構優秀です。

内訳は堀川4人、北野1人、西京1人、関西大倉1人の計7人です。(初めに書いた子も含む)

実は嵯峨野の2人が脱落しましたが、残った7人は最後まで行きそうな感じです。

 

数学は一通りの学習が終わった後、演習をすることでそれを使うことができるようになり、入試問題が解けるようになります。

ということは、高3の夏ごろに高校過程が終了し、演習には半年間しかかけることができない状況では持てる力を十分に発揮するのが難しく、とても忙しい受験勉強が強いられることになります。

これが北野や堀川の公立高校の現状で、演習のための期間として本当は2年ぐらいがほしいのです。

この問題を解決するために稲荷塾では特別クラスを作りました。高校過程を高1の1年間でやってしまうのです。

大変ではないと言うと嘘になりますが、ある程度飲み込みがいい子がちょっと気合を入れれば十分に可能です。

もちろんクラブ活動ができないほどのハードワークではありませんし、ここで頑張っておくと後が楽になるのです。