おっ、すごいやん
松谷です。
僕は答案を採点するとだいたい一言コメントをかきます。答案の間違い部分の訂正とは別に。
very good!
まずまずだね。
もうちょいのところまできてるで。
大事なところなので復習しよう!
などなど適当にその答案に抱いた印象と知っていればその人の学習姿勢を掛け合わせて思いついたコメントをかきます。
で、こちらが驚いたときに、
おっ、すごいやん。
てな感じのコメントを書くことがあります。
このニュアンスは普段こちらが想像しているその生徒像を超えてきたときに使っています。
コロナ自粛では、ある意味時間が膨大にあった人もいると思うんですね。そうすると自己管理してコツコツするタイプの生徒が、すごくしっかり復習してくるということがあるようです。そうすると、こちらが想像する点数とかをめちゃくちゃ裏切った点をとってくることがあるようです。それも2例半くらい。
そんな生徒に、
おっ、すごいやん。
てコメントさせてもらいましたね。
何らかの自信になればいいなと個人的には思います。
けっこう自信をもつような瞬間っていうのは些細なことだったりすると思うんですね。
僕が自信をもたせてもらったのは、小4の理科の授業でした。なにやら誰も分からない問題だけど、どうやら僕だけが知ってるらしいということに気づき、おそるおそる初めてくらいに授業で手を挙げて答えたという経験でしたからね。
本当にしょーむない石の名前を「黒雲母」って答えただけなんですけどね。
単にどっかで教えてもらったか聞きかじっただけだと思います。
ただの豆知識です。そんなもんでなんにも実力が証明されるわけありません。
でも、そんなことでもきっかけにはなりうるんですよね。
なんとなく小3か小4くらいに週1回算数の塾に行って算数ができるようになってきて自信が少しずつ芽生えはじめたなかで、自信をしっかりと持てたのは算数ではなく理科の時間だっていうのが意味わからないんですけどね。しかも石の名前。。
そうして調子に乗ってしまったクソ生意気な小学生が出来上がってしまったというのはまた別の話。。。