向上を実感するためのツール
テニスもトレーニングもないとすると、午前中の時間がすごく長く感じられます。
とすると、やっぱり英語かな … ジョコビッチ(テニスのトッププレーヤー)もこの期間を利用してロシア語とドイツ語を学び始めていると言っていますし。
などと思いつつ、しかし、目標を明確にすることと、向上が実感できることが頑張るために必要であるように感じます。
この向上を実感するって難しいですねぇ。
どんな分野でもそこそこのレベルに到達すると向上を実感するのが難しくなり、それがモチベーションを下げる要因になります。
たとえば大学受験でも、京大の医学部なんかを受験する生徒はそこで苦しむことが多いです。定員がたった100人ほどしかありませんから、200番ぐらいの成績だとD判定になります。そのぐらいの成績だと京大の工学部に出せば余裕でA判定になります。つまり既にかなり優秀な成績ということになります。なのにD判定で、この後一体何をすればいいのだろうと悩むのです。
将棋のアゲアゲさんも奨励会3段のときに頑張っても頑張っても伸びている実感がなくつらかった、ということを語っていました … でも、この話には続きがあって、今はいくらでも強くなれると感じているそうです。
まあ、それはコンピューターがあるからです。今は人間より強いソフトがあるから、その利用によりいくらでも学べるということのようです。
要するに、目標に導いてくれる何らかのツールが必要だということだと思います。
稲荷塾のシステムは数学を学ぼうとする中高生にとって、そういうツールでありたいと思います。普通の方法ではでは東大・京大に余裕で受かるレベルにはなかなか到達できませんが、今、自分はどこにいて、次に何をすればどこに行けるかを明確に示せるようなものでありたいということです。
ところで、私の英語ねぇ …
Carmelia は私には教えてくれませんし、自ら開拓するしかないのですが、まあ、そこそこのレベルに来ているだけに何をすればいいのかが悩ましいところです。
テニスの英語でのレッスン動画もちょっと見飽きましたし、今は有名選手のインタビューの動画なんかを楽しむ一方、ひょっとしたら将来英語で数学の授業をすることになるかも知れないなどと妄想を抱き、数学の講義の動画を見始めました。
これが効果を発揮してくれればいいのですが …