効果的な勉強法

ちょっとの違いが積み重なると大きな違いになります。

数学の勉強でも、ちゃんと積み上げるようなやり方とその場で丸をもらうだけのやり方では半年、1年が過ぎると全然違う結果となってあらわれることになります。

つまり、分かってOKとして進めていくのはダメだと言いたいのです。

分かったことを再現してみて、すなわち、解答を見ずに、解答に書いてあったことを自力で書いてみて初めて「できる」状態に近付きます。そもそも、次に似たような問題が出てきたときに自分はできるのかと自問しながら理解する努力をすることが大切です。

なぜこんなことを書いているかと言えば、理解にもいろんな段階があり、すごく浅い理解なのにそれで満足している生徒がいるからです。

たとえば、上に書いたような「分かったことを再現してみる」なんてなことはすごく面倒ですが、これをするかしないかでは理解の深さが違い、結果として定着率も違います。そしてそれを継続した場合には1年後には別人のようにできるようになっているのです。

 

昨日は数ⅠAの新年度における最初の授業でした。

数ⅠAは高校数学の入り口なので、数ⅠAの内容を学ぶとともに効果的な勉強法やいい習慣なんかも同時に身につけてほしいと願っています。

ですからそういう話も少ししました。

頑張ってほしいです。