実行すべし!
I think if a person surrenders because he/she thinks something cannot be done when it can, then that person just doesn’t have enough determination to get to the goal.
できるのにできないと思ってあきらめるのは、決意が足りないということだ。
と、Carmelia が言ってましたねぇ。
実際、高校数学段階で「できない」という理由が分かりません。
まず、覚えるべきことは非常に少ないです。誰でも英単語を覚える努力をしたことがあると思いますが、それとは比較にもなりません。
数ⅡB全体でもノート10ページで十分なぐらいです。
そしてこれがどのような場面でどのように使われるのかを理解して、多少の演習を積めば、それで最低限の点数が取れます。
なのに覚えるべきことを覚えていないのです。
だから復習ノートを作れ、と叫び、彼らは納得したように思われます。
ところが次の週に復習ノートは作ったのか、とチェックを入れると、大半の子は作っていないのです。
何で作らないんだ、やれっ!
これは、土曜日の数ⅡBのクラスでのできごとです。
かつて西村コーチが言っていました。
そうするべきだと思った後に、実際にそれを実行する人は2割にも満たない。
本当にそうだと思います。
生徒諸君には実行する人になってほしいので、私はしつこく追及することにしています。
「何でやらないんだ!」などと叫びながら、実はやっていない子が多いことを知っているのです。
復習ノートを作っていると言った子は、本当に2割程度でした。
作ってないけど、分かっているというのであれば、別に問題はありません。
しかし、分かっていないのです。
だったら作るしかないです。
覚えるべき項目を書くだけです。証明などを載せる必要はありません。
それだけで全然違います。
もし、どうしてそうなるのかを疑問に感じたら本を読めばいいです。
そして、それがどのような場面でそのように使われるかは、テキストの問題を解くことにより分かって行きます。
たったこれだけで、たとえば垂線のベクトルと点と直線の距離の公式がごっちゃになったりするようなことはなくなります。
これは能力の問題ではありません。
決意の問題です。