ぐっと上げる
高3になったとき、それまでずっとやって来たペースのまま続けて行けば大丈夫である生徒はまれです。
通常はぐっと何段階かレベルを上げないといけないのです。
土曜日に何人かの高3生(浪人生も含む)の補習をしながら、そんなことを感じました。
本当を言えば高2の秋ぐらいに上げれば、非常にスムーズに行きます。
しかし、もう春になってしまったので、気合を入れるしかありません。
大概は数ⅡBのテキストを1か月ぐらいでやってしまえば、急に点が取れるようになります。
しかし、やっぱり数ⅠAもやっておいた方がいいので、結局2ヵ月はかかることになります。
これがずれ込んで、夏にかかるようになったらほぼダメです。夏は何と言っても理科に集中しないといけないからです。
あっ、ついつい理系について書いてしまいます。
でも今年の高3生、浪人生には文系も結構いるので理系のことばかり書いていてはいけないのですが、とにかく理系はシンプルで、数学を形にして理科に投入すればいいのです。
文系はちょっと複雑です。
他教科のできによって作戦が変わって来ます。
もちろん数学はできればできるほどいいですが、数学だけできてもダメです。
まず英語と国語で点が稼げるという基盤が必要です。
その上で、社会は勝てるのかとか、数学で勝ちにいかないといけないのか、あるいは数学は負けなければいいのかによって、どの程度数学に時間を割くかが変わって来ます。
まあでも、京大を受ける文系の諸君は結局最後まで数学を心配し続ける生徒がほとんどです。
結局、話を元に戻して、理系も文系もやっぱりこの1、2ヵ月で数ⅡBと数ⅠAのテキストをやり直すのがいいのじゃないかと思います。
つまり、ここでぐっと上げないといけないのです。
それで、土曜日の3階教室は私が担当し、基本的に演習のクラスに参加している塾生が集まることにしようと思います。
そしてこの「ぐっと上げる」作業をしたいと思います。
今日はブログを書くのを忘れていて、今(午後8時)一気に書いたので、全然整理されていませんが、許してください。