関関同立にも東大京大並みに難しい問題もある

松谷です。

基本的に入試分析としては、東大京大の問題をメインで解いていて、大阪大については京都に戻ってきてからはより気にするようになりました。

ただ、それ以外の大学については、全大問をセットで解いて分析するということはあまりありません。

もちろん問題を選ぶときに問題集とか入試問題から探してきて単発で解くということはありますけれど。

 

ですが、今たまたま外部から依頼を受けて、関関同立の入試分析と一部の解答執筆に取り組んでいます。

そこで思ったのは、質的な違いはあるものの難易度というくくりでいえば、東大京大レベルの問題もあるんだなということを改めて発見しました。

つまり、東大京大合格者であっても、7割方解けない問題が紛れ込んでいるなと。

 

おそらく関関同立を第一志望にしている生徒だとほぼ100%解けないのかもしれませんので、問題として機能しているのかはわかりませんが確かに存在しているなと。

 

しかし、私立の問題については、小問誘導が細かいといった特徴があります。

 

難しい問題の場合、小問誘導と解答をつなげる解法を思いつくのは確かに大変なのですが、しかし、それでも解答方針はほとんど1通りなのかというようにも思います。

 

解答の自由度が低いというような印象でしょうか。

 

様々な解法があり得て問題作成者さえも思いつかないような解法が出てくるというような余地はないようにも感じます。

 

難易度は同じくらいの問題であったとしても、その自由度が難しくもあり、楽しくもあるのが東大京大入試なのかもしれませんね。

 

センター試験でもたまに難易度が高い問題がありますが、楽しいという感じはないですもんね。

パズルがはまらなくてムムムという感じはありますが。