堀川高校探求科の入試問題を見てみる

松谷です。

堀川高校探求科の生徒が稲荷塾には結構いるなという印象があります。(最近増えてきたという感じですね。)

 

特に高校1年生は5人くらいはいるでしょうか。大きい塾ならいざ知らず1学年の生徒が20人ちょっとの稲荷塾からすると割合としては随分高いです。そんなこともありまして、少し高校入試は気になるところではあるんですね。

 

ということで入試問題を解いてみようと思ったんですが、、、、

 

大学入試と違ってネットに入試問題が落ちてないこと落ちてないこと。

 

東大とか京大の入試については、当日には問題がアップされ、次の日には解答がアップされていて、それが10個くらいのサイトとかで参照されているなんていうのが常なんですね。

 

その一方で高校入試の見つからないこと見つからないこと。

 

それで稲荷先生の奥さんにお願いして京都新聞の問題が載っているページを見せてもらってやっと問題が見れました。

 

しかし、それでもなお問題が全問題載っていないという。。。1番と4番と5番と6番だけという。。。2番、3番も載せてやと。。。

 

僕の見た問題については、

 

1、小問集合(計算、球を何段重ねられるかと√の不等式、円と三角形の面積、整数、xy座標平面で直線のなす角を求める)

球を重ねる問題が小問集合としてはやっかいなレベルの問題かと。整数問題も三角形の面積の問題も少し大変です。結構難しいと思います。

4、平面図形の面積を求める

少し工夫したら求められるのでありがちな問題。標準的ですね。

5、整数、数列の問題

少し試せばわかるので結構易しいといえる気がします。

6、空間図形の切り口や体積を求める

結構平面をいっぱい取り出したりしないと把握しにくいので大変だなと。僕は比も結構使いました。最後の問題は結構難しいかと。東大とか京大の大学入試に出しても慣れていない生徒は結構混乱するかと思います。

 

だいたいそんな感じの問題でした。

なんだか難しいらしいという2番の関数の問題を解いていないので、なんとも言えないですが、全体としてはそんなに簡単ではなさそうです。2016年度の異常な難易度のときよりはましだろうとは思いますが。多分。。あくまで高校数学を主に教えている塾講師の独り言ということで。

 

また、高校入試はやっぱり大学入試と少し印象が違いますね。特に図形問題が好きだなという印象ですね。ただ、高校入試の問題を大学入試が出せないわけではないので、高校入試問題タイプの問題をどこかで取り組むのは大事だなとは思います。

 

堀川高校を卒業してチューターをやってくれている京大生の二神くんも高校入試で図形はすごく鍛えられたので、センター試験とかで、確率と図形と整数があったら真っ先に図形を選んでましたねぇ。みたいなことを言っていました。