堀川高校入試の小問
松谷です。
せっかく堀川高校の入試問題を見てみたので、1問だけ取り上げてみたいなと思います。
こんな問題ですね。気になる人は解いてみてください。
なんだか高校入試っぽい問題ですね。
何が高校入試っぽいかっていうと、まず円がからむ図形であること。
方べきの定理っぽい構図であること。
あとは、90度からの直角二等辺三角形を利用するところ。
あとは平行線を引いたり相似比を使ったりしそうなところでしょうか。
小問なのでこの問題自体にかけられる時間は2、3分くらいかもしれませんので、そんななか落ち着いて気付きを実行に移していけるか。といったところでしょうかね。
一応僕が解いたのはこんな感じです。
稲荷塾の中学数学の塾のテキストがこれより難しいかどうかですが、最初にやる簡単なプリントの方はこれより簡単で、次にやるオリジナルテキストの方はこれより難しいですね。
でも、簡単か難しいかというより大事な観点は、この問題が圧倒的な融合問題であるということですね。
ですので、いかに中学数学の全範囲を先に終わらせておいて融合的な問題に対処できるように練習するかというのが大事だと思います。
そういう意味では稲荷塾の中学数学クラスで最初の半年で中学数学の基礎を終わらせて、そのあともう少し難しいテキストで代数、図形、関数のくくりで全体を捉え直して、そのあと高校入試トレーニングをするというのはかなり効率的だなと思います。
さらに数1Aっぽい問題もいくつかありましたので、確率とか、式の計算とか、数1Aまでやっておけば強いなと思います。
稲荷塾の生徒でいうと、中学数学終了の時点で合格点を取れるのは半分弱くらいで、数1Aまできっちり学び終えたあとの生徒なら7割くらいの生徒が合格点をとれ、1年休塾して高校入試の塾で訓練してとれるようになるのが残りという感じでしょうか。
数1Aに進む諸君のなかでも、中学数学の基礎がすごく弱い生徒も少しいるので、そういった生徒は残りの期間で少しでも改善を図って欲しいなと感じます。