センター試験
土曜日は一言で「演習」と呼んでいますが、実際は多目的クラスです。
高校数学のクラスで休んでしまった場合の振り替えをするのが一つ。
高校数学のクラスは予習をして来なければなりませんが、ある程度慣れないと一人で実行するのは大変です。ですが、チャーターが前にいて、詰まるたびに助けてくれる状況だとストレスなく予習をすることができます。そういう目的で土曜日に来ている生徒もいます。
もちろん何らかの質問を解決するために来ている生徒もいます。場合によっては数学以外の科目の質問をしている諸君もいて、それもオーケーです。
質問できる環境で自習したいと考える生徒も来ます。まあ自習室としての利用です。これは高3生に多いです。
それから高校課程を高1の1年間でやってしまう特別クラスの生徒も土曜日に来ています。
大体そんな感じです。
それから、使う教室は2階と3階ですが、私が担当している3階教室は主に高3生と特別クラスの生徒が使います。
その他、私のクラスの生徒の振り替えがあるときもあり、参加者が多くて大変なときもあります。
ところが、今日は高3生が1人も来ませんでした。
これはかつてなかったことです。
そこでピンときました。
多分、彼らはセンター対策に追われ、多くは予備校の冬季講習に行っているのだと想像します。
センターか …
自分が受けたときを思い出します。
私は社会を地理で受けるつもりでリサーチしてみると「8割取るのには努力が必要だけれども、常識で7割は取れるものだ」と言うじゃないですか!
これはラッキーだと思い、12月になってから対策を始めました。
焦りましたねぇ!
だって3割も取れないじゃないですか!
そして1週間格闘した挙句、出した結論はとても間に合わないということでした。
私は本屋さんに走り、倫政の参考書と問題集を買い込みました。
倫理はその方面が好きだったこともあり、すぐに満点近く取れるようになりました。
政治経済はまるでダメでした。
いくらやっても当てもんと変わらない程度の確率でしか正答することができませんでした。
結果として70点ちょいだったので、これでよかったと言えます。
私が受けたとき、京大の理学部は足切りのためのみにセンターを利用しており、数1A100点、英語200点、国語200点、社会100点、理科100点の計700点中500点が足切りラインでした。
7割ちょっとです。
普通京大を受ける生徒は8割5分以上取っているものですから、事実上あってないような足切りだったわけですが、私としてはかなり心配していました。
まあしかし、社会をクリアし、国語も140点を少し上回ったので、何とかことなきを得ました。
いや〜ぁ、今でも鮮明に思い出しますねぇ!
受験生たちは相当のプレッシャーの中で頑張っていることと思います。
いい結果が出ることを祈っています。