刺激的に行こう!

長岡京市の市役所を建て直すということで工事が始まっています。

でも、業務を継続しないといけないので全部つぶしてしまうと仮庁舎を作る必要が出てきます。

今のところそういう動きはなく、駐車場や隣にあった京都信用金庫の跡地を掘り返したりしています。そこに新庁舎を建てて、業務を移してから旧庁舎をつぶすという話をしている人もいました。

工事の案内が来ていたので、本当はそれを読めば分かるのだろうと思います。しかしそれを読まずに捨ててしまったので、どうするのだろうかと市役所の前を通るたびにあれこれと思い浮かべてしまいます。2018年完成とのことなので、かなりの長期間にわたる大がかりな工事になるようですが、いろんなことが上手くいくように計画している人がいるのだろうなと想像します。

 

稲荷塾は市役所から徒歩1分ほどの距離にあります。市役所の新築に影響を受けるのでしょうか?

 

それは分かりませんが、影響を受けるような職種もあるだろうと思います。飲食店なんかは、市役所の周りの景色が変われば当然大きな影響を受けるでしょうし。

 

ところで、塾にしても飲食店にしても、こういう小規模のビジネスは開業から5年以内に90%がつぶれるそうです。主な理由は資金繰りで行き詰まるからとのことです。

そして生き残った10%も、次の5年間でそのうちの90%がつぶれるそうです。今度の理由はマンネリ化による情熱の喪失だと聞きます。

つまり10年以内に99%が消失するということになります。

厳しい道なのです。

 

稲荷塾の場合は資金繰りで苦労する時期が長かったです。春の募集のためにチラシを折り込むのですが、これに驚くほどの費用がかかります。実は開業から十数年間、そのチラシで集めた生徒に払ってもらった月謝でチラシ代金を捻出していました。

まさに自転車操業です。

「資金繰りをクリアしたらマンネリ化の危機が襲ってくる」というのも経験的によく理解できます。塾の場合、教えることは基本的に毎年同じです。私のように20年以上もやっていると、テキストを10秒も見れば2時間話す内容が勝手に口から出てくるようになります。

別の刺激が必要になるのです。

たとえば本を書いたり、A会話を始めたり、反転授業や特別クラスといった新しい企画を考えたり …

そして来年度からオンラインサービスの準備に取り掛かります。

 

来年度も刺激的に行きたいですね!