中2苦戦組に浮上はあるか?
昨日は懸案の数ⅠAのクラスでした。
怒らないでおこうと十分心の準備をして授業に入ったつもりでした。
でも無理でした。
もう三角比の最終回のところに来ているのに二次不等式が解けない子がいたのです。それも3人も!
しかもそのうちの2人は「じゃあ y=左辺 の二次関数のグラフを描いてみろ」と促されて、そのグラフが描けなかったのです。
ぶちっ、ここが限界でした。
数ⅠAのクラスでは毎回こういうことが起こります。2段階3段階どころではなく、10段階ぐらい下がらない限り対応できません。そして私はそういうことが得意ではありません。
でも振り替えると、今高1のT君は中2のとき、そういうひどい状態だったのです。なのに中3の1年間の高校受験の勉強のため稲荷塾をやめて、この春稲荷塾に戻って来てみると別人のように優秀になっていたのです。
高2にも同様の変化を見せた子がいます。
つまり、彼らが通っていた高校受験のための塾が良かったのか?!
多分、そうだと思います。
勉強の仕方のイロハから叩き込まれたのだと思います。
それから年令ですね。
中2と高1では見ただけで分かるぐらいに明らかな精神的成熟度の差があります。この差がやるべきことを実行できるかどうかの差になって現れ、それが学力の差につながります。
そうすると中2の苦戦組ももうしばらく時間が経てば浮上する可能性があるのでしょうか?
きっとそうだと思います。
それが遅過ぎないことを期待しています。