いいものを作るには
これで新年度が始まって2週間が過ぎようとしていますが、小学生部、中学数学のクラスではまだ名前と顔が一致していません。つまり、大分落ち着いてきた面もありますが、まだバタバタ感は残っているということです。
高校数学の各クラスでは既にある程度の形ができているので、特に新しい準備をしないといけないわけではありませんが、いざ小テストの問題や演習クラスで選んでいる演習問題を見直してみたら、満足できない部分が見えて来るので、結局忙しくそういう手直しをしています。
こういう作業を数年続ければかなりのレベルに到達するので、そもそも最初から完璧を目指しているわけではありません。
稲荷塾のテキストもそのようにして作りました。
いくら頭の中で考えても、それを実際に使ってみなければ分からないことがあるのです …
おっと、これは松谷君へのアドバイスでもあります。彼は最初から完璧を目指してエネルギッシュに動いていますが、もう少し力を抜いてもいいということです。
どうせ、やってみないと分からないのだから、ある程度納得出来たら、それを使ってみて、その上で修正案を考えるのが効率的です。
そうして2年3年後にいいものを作ればいいのです。