高校受験の新しい方法

稲荷塾から堀川を受けた3人(1人は数Ⅲまで終了で、あと2人は数ⅡBまで終了)は全員合格しました。

こういう方法が新しいやり方として定着することを願います。

というのは、中学受験や高校受験の中でお勧めできないやり方もあるからです。

たとえば洛星と堀川(探求)を見てみると、成績が下の方の子たちは、入った後さぼっていたから成績が悪いのではなく、理解能力自体に大きな問題を抱えており、こちらから見るときに、どうしてこの子がそこに受かったのか、どのようにして受かったのかを想像することが難しい場合があります。

結局、中学受験や高校受験では、問われる内容をパターン化しそれを詰め込めば受かってしまうのではないかと思われます。

理解していなくてもやり方だけは知っているという状態を目指しており、これはお勧めできません。

東大や京大の入試においてはそのような取り組みは意味をなしません。出題範囲が広すぎて同じようなパターン化ができるとは思われないからです。

ですから、本物を目指すべきです。

しっかり理解して積み上げていけば、時間はかかるかも知れませんが、そう簡単に崩れることはありません。これが「本物」です。

上に挙げた、中学のときに高校数学を学ぶやり方ははどうでしょうか?

確かに高校受験に直結する方法ではありません。

でも、学ぶことが楽しくて、もっと先を知りたいと思って頑張った、そして時期が来たから高校受験のための準備もした、そして受かった。

こういう方法が新しい方法として定着すればいいと願っています。