Merry Christmas
13/24 を5進法の小数で表すとどうなるかという問題がありました。
普通はそれなりの議論をして答えにたどり着くのですが、中2のケンシロウはほぼ一瞬で 0.23232323… ですと答えました。
「どうして?」と尋ねると、「24 は 25-1 だから」と答えました。
全くの謎です。「どういうこと?」としつこく聞いて、やっと彼が考えていることを理解しました。
チューターの林君(ペラペラガイ)が生徒だったときもそういうことがありました。それも、何度も!特に図形の問題で、私の常識では見えるはずがないと思うようなことが彼には普通に見えているということが多かったような気がします。
そして今、中2のケンシロウの場合は数の感覚がちょっと特殊です。えっ?と思うようなことがしばしば起きます。まあ、楽しいですが、あと1年もしたら教えられなくなるのではないかと本気で感じています。
灘の上の方、つまり全国のトップレベルになると、何かが違うのだと思います。もし、そんな子が何人もいたら、一体どんな授業をしたらいいのでしょうねぇ …
灘の先生は大変だろうと想像します。
もちろん、稲荷塾にはそんな子がぞろぞろいるわけではありません。ほとんどの生徒は東大・京大に受かるかどうかというところで頑張っているのです。そして、その壁を一歩乗り越えることができるようにヒントを与える、それこそが稲荷塾の得意とするところです。
今年の授業はほとんど終了しました。あとは明日の作文・小論文講座と受験生たちの演習が27日、28日に残っているだけです。
今年も頑張れたと思います。
来年はもっと頑張ろうと思います。
来年もよろしくお願いします。