人を見抜く
松谷です。
先生や講師と呼ばれる仕事をする人間にとって、人を見抜く、すなわち、人の特徴や調子や実力や性質などを的確に見抜くことは結構大事な気がします。
昔はそのことにはすごく自信があったんですが、最近ちょっと不安です。
なぜなら、フェデラーが、昨日?負けたからですね。。
ATPツアーファイナルという世界のトップ8が集う戦いで予選を突破したのですが、初戦の錦織戦は負けて、2戦目のティーム戦は勝ったものの依然調子が悪かったんですね。ただ、3戦目のアンダーソン戦についてはかなり調子を戻していたように見えたんですね。
ですから、準決勝の若手の筆頭株のズベレフにはまさか負けないだろうと思ってたんですね。
でも、ある程度接戦だったとはいえ、普通に負けてしまいました。
やや余裕を持って勝つかな?くらいのイメージでしたから、だいぶ読みが外れたことになります。。。
ということで、まあ、自分の見る目に少し自信がなくなりました。
人を見抜くということで言うと、講師としては、生徒を見抜かなければならないと思います。
つまり、
その生徒がどれくらい理解しているか、
その生徒がどれくらいやればできるようになっていくか、
その生徒のモチベーションの高さ低さ、
そのあたりをうまく見抜いて、良い方向に行けるように本人の努力をサポートしていくことが我々の役目であると思います。
稲荷塾は本当にいろんなレベルの子がいますので、その子たち特徴を見抜いて、必要なアシストをしていきたいなと。
得意な子は少しのアシストだけでよいかもしれません。多少苦手であっても、その子がファイトしたいと思っていて、やることをやっている限り、なんとかその子の特徴を見抜いて出来る限りのサポートしたいと思います。
小・中学生は、正直、半分弱くらいの生徒は高校数学からは稲荷塾と付き合いがなくなるのかもしれません。高校受験との兼ね合いや、稲荷塾の高校数学の難易度とスピードの問題で。
ただ、付き合いがなくなるかもしれないとしても、彼らの特徴を見抜いて接していくなかで、その生徒なりに算数数学との向き合い方が分かったり、その生徒なりに算数数学の楽しい部分が見つかるといいなと思います。