やっぱり秋は読書か?
ちょっと昔話をします。
学校行事から逃避し続けていた高3生のとき、割り振られた図書委員の委員会に出席しなかったという理由で図書委員長にさせられてしまいました。
あくまで拒否する方法もあったと思います。
ですが、なぜか引き受ける気分になり、異常に熱心に活動しました。読書会を開き、好きだった先生に講演を依頼してそれを文書におこしたりしたことが記憶に残っています。
そしてその流れの中で文学作品に関する最低限の知識が必要だと感じるようになり、1日1冊を目標に有名とされる本を読み漁りました。もちろん授業は聞かず。
まあ、当時私は将棋の奨励会に所属しており、その世界のプロになると決めていた関係上、受験には一切縛られず、気楽と言えば気楽だったのです。
今思うとそれがよかったですねぇ!
物事を深く考えた人たちの思索の跡をたどること、その美しい表現に触れること。その作家の経験を共有し、心はどんどんと広がっていきます。
しかし今の高校生は忙しすぎて、そういう余裕がなさそうです。多少は読んでいる諸君もいるでしょうが。
じゃあ中学生のときに読めばいいのかというと、それも難しそうです。何といっても彼らはまだ幼いですし …
結局、大学生になってからでしょうか …
ん?
あまり一般論はよくないですね。うちの息子は小学生のころからか、少なくとも中学生のころには相当の量を読んでいました。
だから勉強しなかったということもありますが …
そして明日は好きな作家の対談があるということで東京まで聴きに行くそうです。風邪を引いて今日のチューターを休んでいるのに!
まあ、勉強も大切ですが、スポーツに読書、何事もバランスが大切ですよね!