「演習の第二段階 (東大・京大・国公立大学医学部への数学)」

東大・京大・国公立大学医学部を受験する生徒の圧倒的多数が使用する理科の問題集、あるいは参考書というものがあります。

化学では「化学の新演習」「化学の新研究」(三省堂)です。

物理は2つに分かれていて、一つは「難問題の系統とその解き方 物理」(ニュートンプレス)でもう一つは「名門の森物理」(河合出版)です。ですが、ニュートンプレスは何かトラブルがあったようで、民事再生申し立て中だとのことですので、今後は名門の森に一本化されるのではないかと思われます。

 

しかし、数学にはそういう圧倒的支持を得た参考書がありません。というより、理科の参考書に比べて数学の参考書は数が多いので、好みにより選択が分散している感じです。

 

ですが、

 

今回、私が出そうとしている「演習の第二段階 (東大・京大・国公立大学医学部への数学)」は、そのレベルを目指す圧倒的多数の受験生に絶対に必要な内容が要約されており、そのような支持が得られることを目標としています。

 

で、実際のところはどうなんでしょうか?!

あまりにも思い入れを持ち過ぎて、客観的な見方ができなくなっていますが、やっぱり、すごい内容だと思います!

ただ、原稿が完成したと思った後から、松谷君と思歩から改良の余地があるとの指摘を次から次へとされて、対応に時間がかかりました。それがようやく先日、暫定的完成の段階に至ったところなので、当初、来春出版を目指していましたが、かなり遅れそうです。来年の夏ぐらいまでに出せれば、来年度の受験には間に合うと思うので、頑張りたいと思います。