評価してるのか評価されてるのか

松谷です。

先週、今週はいろんなクラスでテストを行っていました。

テストは我々が生徒を評価しているように思われるかもしれませんが、

 

ある意味、

生徒や保護者さんに我々が評価されている場ということもできます。

 

生徒さんや保護者さんが、稲荷塾と自分は合っている、自分の子どもは合っていない、今後伸びそうだ、苦しそうだなどといろいろと評価する機会となるからです。

 

そういうこともあり?、正直、僕はできるだけテストの点数がとれて欲しいと思っている面はあります。

 

塾に来てこのレベルのこともできるようになった!と生徒にも保護者さんにも思ってもらえることが塾として嬉しいことだからです。

 

反転授業クラスの単元テストは、50点とれたらだいたい全統記述模試とかの標準的な模試での偏差値70くらいに相当します。それくらいの点数をとれるくらい理解できていることは今後難しい問題を考えていくうえでの、基盤としてはまずまずなのではないかと思います。

 

しかし、誤魔化しても意味ないですから、採点はもちろん公正にやっています。

 

そして、その子の集中度合いや、学年や、理解具合によって、半年で進級できないことは大いにあると思いますし、そのときは再受講して2回やった方がきっといいと思います。

特に中学生はよっぽどじゃない限り再受講して2回やればいいかなと思います。

 

高校生でも、基盤を適当にやるとその後伸びないので、不十分であれば再受講して2回やるのが適切でしょう。

 

もちろん、一回で進級できた人はそれはそれで、素晴らしいですし、そのまま行って欲しいですが。

以前は必ず1年をかけるという選択肢しかありませんでした。それが、半年1回と1年2回という選択肢が広がったことはすごく大事なことなんじゃないかと思います。数2bは再受講して2回かかったけど、数1aは1回で進級できたなんていうのはよくあることですからね。(最近、その逆の生徒もいましたし。)

 

予想通りの出来の人も、思いのほか出来ている人も、思いのほか出来てない人もいまして、いろいろと思うところがありました。

 

保護者会などでも、そういった話ができればと思います。