武田塾
我が家の近く、すなわち稲荷塾の近くに武田塾ができたそうでチラシが入っていました。
家内が塾のチラシが入っていると言って渡してくれましたが、「偏差値40から早稲田に合格」とかいっぱい書いてあって、「それって、京大オープンや京大実戦模試だったら偏差値40で普通に早稲田に受かるで」などと思いつつ、文章を読む気がしませんでした。
ところが、思歩が「おとんと同じこと言ってる!」と言うものですから、読んでみて驚きました。本当に私の主張と同じような内容が書いてありました。
- 「分かる」「やってみる」「できるようになる」が重要で、分かったで止まっていてはいけないということ。
- なぜ授業の最初に解答を配らないのか?解答を読んで生徒が分かってしまうと授業で説明しても誰も聞かなくなるから。そんな授業なら聞く価値がない。
- だから武田塾では授業をしない。
何か似てますよね?!
最初のは「分かる」と「できる」は違うと常々私が言っているのとそっくりです。
次に、稲荷塾では数ⅠA、数ⅡB、数Ⅲの反転授業では解答を渡していて、授業は予習段階で分かりにくかったところを解決することから始めます。演習の授業でも最初に解答を配り、それについての質問受けをして、さらに必要な場合は補足の説明をしてから演習が始まります。
最後の「武田塾では授業をしない」は「分かりやすい授業は意味がない」と対応します。
いや~ぁ、驚きましたねぇ!
そして、その話を松谷君にしていたら、彼も武田塾のことをよく知っていました。塾長の経歴や宣伝戦略まで。
ただ、違うところもあります。
要するに「自己管理能力が大切で、それを自ら身につけないといけない」というのが稲荷塾の主張で、「塾がしっかり管理してあげますよ」というのが武田塾の主張です。
まあしかし、管理してもらっているうちに自分でもできるようになるでしょうから、その辺にトラブルを抱えている諸君にはすごくいいサービスなんじゃないかと思いました。
一回、話を聞きに行こうかなぁ …