学校の定期テストは大事か。
松谷です。
学校の定期テストは大事か。
うーん、難しいですね。
公立中学校においては、もしかしたら、少し大事かもしれません。
高校受験にかなりの割合でかかわっくるかもしれないからです。
あと、ある明確な評価基準があって、それを取れと言われれば取れるようになることはまあ必要な能力ではありますね。
ただ、少しずつ内申の割合が下がり、本番の力が重視される方向のようなので、多少は手を抜ける面もあるかもしれません。
私立中高や公立高校ついては、どうなのでしょうか。
何かどうしても推薦をねらうというのであれば大事かもしれませんね。(稲荷塾の生徒には少ないと思いますが。)
うーん、それ以外の生徒にとってはそんなに大事な気はしないですが、どうですかね。
今の時代は、変わってきてるんですかね?少なくとも僕の時代はそんなに大事ではなかったような気がします。
というか、僕はそんなに器用ではなかったですし、そんなにパワーもなかったので、学校や定期テストは受験とは関係ないものと割り切って、手を抜いて、塾や自分の勉強を優先させていました。(洛星というところがそういうところだった可能性はありますが。)
その結果、定期テストは270人中真ん中前後くらいだった気がしますね。でも、模試とかだとだいたい10番前後くらいだった気がしますが。
なんで、定期テストはあまり関係ないと思ったかというと、やはり、受験にその時点では直結しない科目がいっぱいあるからですね。
たとえば、地理は、最後の数ヶ月集中して60時間くらい勉強すれば、センター試験レベルであれば、80点から90点の間におさまるようになっています。それを2年とか3年くらいかけて、ちびちびやっていって、定期テストの前に毎回覚えたとしても、結局忘れるばっかりなんですね。だから、記憶効率の観点から言ってもあんまり有用と思えませんでした。
ましてや、技術や美術や音楽や保健体育などは授業を楽しみはするけれども、そんなにテストで高得点をとって喜ぶものなのかはわかりませんでした。ただ、もちろん、そういうものを一夜漬けで覚えはしましたが、不毛だなという思いは拭えませんでした。
一方で、数学や英語については、塾や自分でやってる分、定期テスト勉強をあまりせずある程度取れていました。
実際にどれくらいやってたかというと、
前日か前々日くらいに、数学なら、学校のテスト範囲を1〜2時間くらいかけて、全範囲を見て気になる問題をちょこちょこと解く。怪しい問題をおさえておく感じですね。バツなどがついていたらそこをやればいいですね。
英語なら、全範囲の英文を1時間くらいかけて一通り読むといった勉強をしていました。一通り読むことで、英文の構造や単語などちょっとでもわからないところがないかも分かりますし、早く読む練習にもなります。しかし、一番の目的は、その英文自体を知らないと解けないマニアックな設問で落とさないようにするためです。そういう問題は意味がないと思いますが。
ただ、誤解をしないで欲しいのは学校で英語や数学の授業については、真面目に聞いていました。良い復習になるケースが多かったからです。あと、学校の宿題の部分などがあれば、授業中の演習の時間などにできるだけスピードを出して解くというようにしていました。スピードや正確性や解法を思い出す力を磨く訓練にもなりました。それが、定期テストの勉強にもなっていたと思います。
まあ、でも、学校の先生からすると定期テストで、まったく定着していない生徒をあぶり出して警告を発したりフォローしたりしたい意図があるとは思うんですね。あと、テストがないとまったく勉強しない子もいるので、せめて一回は勉強して欲しいという思いはあるかもしれませんね。
トータルとしては、定期テストに振り回されすぎず、自分なりのうまいバランスや割り切りを見つけて欲しいと思います。
実際に本当に優秀な人はすごく余裕があるので、先を見据えた勉強もしっかりしているうえで、余った時間で定期テストの勉強もしっかりしています。というか授業中にほぼ身につけているかもしれません。
それが難しいなと思ったら適度にバランスを取りながら、進めて欲しいなと思います。
勉強だけやっているわけでもありませんしね。むしろ、部活の方がメインの人も多いですしね。
あっ、もし、定期テストで1週間お休みする方はすぐ振替えしてくださいね。
定期テストで、2週間休みというのは基本的に破綻してしまうのでなしにしてくださいませ。