もし生き残ったら
昔、親知らずを抜いてもらったときのことです。
30分ぐらいで抜けますよ、なんて言っていたのに、40分経っても50分経っても抜けません。
そのうちに麻酔が切れてプシューと打ち直す、そして針で突いて、麻酔が効いていることを確認したらカンカンカンとノミを打ち付ける、このプシュー、カンカンカンの繰り返しで、初めは笑っていた私も次第に耐えられなくなっていきました。
結局、1時間半で抜くことができたのですが、そのときには魂が肉体に留まるのを拒否するか否かのぎりぎりのところでした。
これを脱魂現象というのか？！
昨日、あまりのしんどさに、思わず親知らずを抜いた時のことを思い出しました。
しんどくて寝ているのですが、眠ることができないのです。
まあ、こういうときは人生を考えますねぇ …。
もし生き残ったら、もう少し世の中に貢献しようとか。
どうも生き残ったようなので、頑張ろうと思います。