フィンランドの教育
global education rank でフィンランドがトップだというニュースが流れて来ました。
そうなのかと思ってちょっと調べてみました。すると、2015年に行った15才を対象とする数学・科学のテスト結果では
- シンガポール
- 香港
- 韓国
- 日本
- 台湾
- フィンランド
となっていました。上のビデオは2000年になったばかりの頃のもので、少し古いと言えます。
でも上位の国とフィンランドでは方法論が随分違います。
まあ、大体アジアの国は詰め込み式です。
それに対してフィンランドでは
- 宿題なし
- 週20時間授業(昼食時間も入れて)
- 統一テストなし
ですって!
これは完全に私の主張と一致しています。
一つは、学校教育は無駄ばかりで、たとえば算数なら、学校で習う内容は学校の授業時間の10分の1もあれば十分に伝えられると感じています。
そしてもう一つ重要な内容は、子どもはもっとたくさん遊ぶべきだということで、だから学校は午前中に終了すべきだと「頭のいい子には中学受験をさせるな」でも主張しました。
これを実践していた国があったんですねぇ!
ちょっと驚きです。
それから、統一テスト。
日本ではセンターテストですね。
これは本当に百害あって一利なしです。
まず、学力上位の子と下位の子を同時に測るテストなんて存在するはずがありません。
そうではなく、各大学が、自分のところがほしい生徒を選別するためのテストを実施すればいいだけです。
さらに言えば、センターテストは生徒に無意味な負担を強いるだけです。
要するに誰かがビジネスとして実施しているのです。
こんな馬鹿げたことはやめましょう!
それからビデオの中で、数学の先生が
「テストのための訓練は教育ではない」
と言っていますねぇ!
その通り、と思う反面「俺もテストのための訓練をさせているのではないか?!」と考えさせられました。
う~む。
ところで、今、友人の一人がちょうどフィンランドで仕事をしています。
やっぱり優秀な方が多いようです。
それから、先進国の中では飛び抜けて休日が多いとも書いてありました。
いつか絶対に行って、見てみないといけないと思いました。