稲荷塾出版部門?

雨が降るとテニスはできませんし、気分も晴れませんし、…。

しかし、この時期だけはありがたく感じます。

というのは花粉の症状が治まるからです。といっても晴れの日よりましというだけで、やっぱりつらいです。

 

さて、反転授業の本は順調に進んでいます。

しかし普通の物書きはどんなスピードで書くのでしょうねぇ …。

私の場合、1日4、5時間かけて2000字を目安に進めています。

多分、すごく遅いのではないでしょうか。

でも、まず書き始めるときに、それまでの部分を読まないと、何か流れが悪いような気がしますし、何度も書き直しつつ進めているので、それも効率が悪いように感じています。

どうせ全部書いてから校正しないといけないので、小さな部分でいい表現にしようと思っても、その努力は意味がないのかも知れないと思いつつ、結局こだわってしまいます。

それで結局、少しずつしか進まないとなっているのです。

まあ仕方がないですね。その道のプロじゃないので …。

というより、プロじゃないからこそ、どう伝えるべきかと悩んでしまうのです。

それはそうとして、今12000字強のところまで進めました。「頭のいい子には中学受験をさせるな」を見てみると、大体1ページ500字程度です。それで150ページぐらいなので、75000字程度書けば、本になるという計算です。

すると、一月ぐらい続ければ、形になるということになります。もちろんその後にいろんな作業があるので、大体の目標としてはゴールデンウィークまでに仕上げて、その後、出版してくれる出版社を探すことになります。

さてどうなるか、…。

まあ、楽しい作業です。

 

それから、これが終わるとすぐに数学の本を書こうと思います。

東大・京大の問題へのアプローチの仕方についての本です。

これは普段、塾生に話していることをまとめるだけなので、簡単と言えば簡単です。難しい部分は、それを話すのにぴったりの問題を探す作業です。

塾のテキストの問題とかぶってはいけないので、ここ数年の新しい入試問題から探す必要があります。

ということは、まずたくさん解いて、その中から探すということになるので、それがめんどうだと思います。

しかしまあ、2018年度中には仕上げてしまいたいので、一気にやる必要があるだろうと考えています。

 

さらに、「独習中学数学」を作ろうと思います。

これは松谷君に担当してもらって、私は意見を言うという形式で進めて行こうと思います。

 

さらにさらに、英語学習についての本なんかもいいと考えています。

3ヵ月で中学英語をやってしまう「A会話準備クラス」の話は単純に面白いですし、Carmelia が言うことには考えさせられることが多いです。

たとえば、「日本人は試験のために英語を勉強しているから英語が使えるようにならない」と言われたときは、本当にそうだと思いましたし、問題の本質を見たような気がしました。

ですから、松谷君と Carmelia の共著というのがいいのではないかと考えたりしています。

正直言って、Carmelia の力量は小さな塾の仕事をするにはもったいな過ぎます。彼女が稲荷塾で行っていること、彼女の考えを何らかの形で広く伝える必要があると思うのです。

 

どうも稲荷塾に出版部門を作る必要があるような …。