間違いは間違いと認めて、わからないところは質問しよう!

松谷です。

昨日は、仕事初めでした。

久しぶりに小学生に教えましたが、結構、年内にやった内容を忘れている人が多いなと感じました。

小学生部は小学算数をやっているうちは、宿題を出していません。

なので、しっかり理解している塾生と、しっかり理解していない塾生で忘れやすさがだいぶ違います。ですから、まずは、きっちり理解するというのを授業中の目標にして欲しいなと思います。また、特に忘れやすい子の場合は、おうちでちょっと思い出すためにプリントの復習をしたり(親御さんがどんなことを習ったの?と聞いたりするのありだなと思います)、適当な薄い問題集を買ってやっても別によいと思います。

小学生部でも、中学数学に入ったら宿題が出ます。それは基本家でやって塾で答え合わせをするようにして欲しいなと思います。ただ、家で宿題をやることが難しいという塾生もいるようです。その場合は、まぁ進むスピードは遅くなりますが、宿題も塾の授業中にやるようにするのでもOKです。(一昨年まではそうしていました。)また、宿題には、たまに難しいものもありますから、それに関しては、飛ばして、塾で聞いてもらえればと思います。間違うところやわからないところなどをいっぱい見てそれを教えていくことで、生徒の状況をより正確に把握して伸ばしていくことができていきますので。

先生にわからないところを聞くということに関して、改めて思ったことがありました。

間違いを間違いと認める、わからないをわからないと認める、わからないと認めたときにそれを先生などに聞くという基本。

このあたりは、当たり前のことだとは思うのですが、それができていない塾生が少なからずいるなと思います(主に小学生ですかね)。小学生部や中学数学では、〇つけを各自にしてもらっています。全員の全部の問題の〇つけをこちらですると物理的に時間がかかりすぎて塾生に新しいことやわからないことを教える時間が減ってしまうからです。また、状況においては先生の〇つけ待ちなどの時間がかかってしまい、塾生が問題を考える時間も減ってしまうからです。ある意味、塾生に〇つけをしてもらう方が全体最適を考えると効率的効果的であるためそうなっているということです。

 

しかし、塾生に〇つけをしてもらうと、本当は間違っているのに〇をつけて進めたり、×をつけていて内容はわかっていないのに適当に答えだけ書いて進めたりする子もいます。また、こちらが質問してもわかっていないのに、わかっている風を装って何かごにょごにょ言ってごまかそうとする子もいます。

 

これらは、もちろん、僕やチューターが気づいたら指摘してすぐ修正をはかるのですが、他の生徒などを見ているときもあるので物理的に気づかない場合が確実にあります。もちろん、学年ごとの確認テストなどのときには、全部僕が〇つけしていますので、分からないところがそこで発見できたりはします。しかし、普段の学習時には、スルーしてしまうことは多分あると思います。なので、もし、親御さんがやったプリントなどを見ておられる場合で、〇つけが間違ってたり何か勘違いしていると思われた場合は、親御さんがフォローして頂ければもちろん大変ありがたいのですが、最終的なことを考えると、生徒が、ちゃんと自分で〇つけを丁寧に行って、解説なども読んで間違いのところを間違いと気づき、間違ったところでわからないところを先生に質問できるように仕向けて頂けるとありがたいです。「〇が目標なんじゃなくて、ちゃんとわかってできるようになることが目標だからね。答え合わせは丁寧にして、間違ったところはちゃんと×して、解説を読んで考え方もわかったうえで、赤で書いたり、解きなおしたりしなね。解説を読んでもわからないときとか、そもそもその単元が初めてで全然わからないときには、先生にちゃんと聞くんだよ。聞くのも生徒の仕事だよと。」などという感じで促して頂けるとありがたいです。

特に質問については、できる子できない子にかかわらず質問が苦手な子が1,2割くらいはいると感じます。性格的な部分や家庭環境もあるのだと思います。でも、これはコミュニケーションの基本だと思うので、徐々にできるようになってほしいなと思います。それが今の教育の流れの中でも求められることだと思いますので。もちろん、こちらも最大限質問しやすいような雰囲気を作るように努力します。(もちろん止まり過ぎている子には声はかけますが、本当は自分から言って欲しいと思っています。そうしないと将来損しますらね。)

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これはちょっと悲壮感漂いすぎなので、、、

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これくらいで。。。

まぁ、僕もチューターもできるだけ全員に目を行き届かせようとして最善を尽くしているつもりですが、完全に全員をすべての時間見るということは物理的にできません。これは家庭教師と違うところだとは思います。なので、上にあるような姿勢的な部分でちょっとした軌道修正などが必要なときは親御さんとも協力してすすめられたらと思います。ただし、親御さんがあまりガミガミ言うのもよくはないと思ってはいます。楽しくなくなってしまうからです。うまくバランスを見ながらやっていければなと思います。やはり、小学生で一番大事なのは楽しいということですからね。