数3の授業に思う数3を早く経験すること
松谷です。
昨日は数IIIの授業を稲荷先生に代わってしました。
初学者が1人で予習したときに、感じきれない可能性があること、整理しきれないかもしれないこと、わかってなさそうなことなどを中心に話したつもりです。
普段教えているのと違う生徒たちですけど、数IIIの授業は見学させてもらってますし、土曜日に来ている子もいるので、なんとなくキャラクターは掴んでいるので、それはありがたかったです。
まあ、定期テストだからなのかちょっと予習が甘いかなというのはありましたが、それ以上に、
なかなか計算に苦戦しているなっていうのが、正直な印象でした。
数IIIの理論的に難しいような問題というのは、入試レベルの問題にはちょこちょこと出てきたりしますが、そのときに、計算がグラグラしてたら、理論的に難しいところを考えるに至れないんですね。
置換積分、部分積分、合成関数の微分、積の微分、商の微分、極限とそのあたりが、スラスラとできて、やっと難しい問題を考える土台に立てるのです。
とはいえ、初学のときには、何やら不安定だったり、計算ミスをしたりといろいろあります。それが普通です。
でも、それをなんとか苦戦しながらであったとしても、入試直前ではない、高1とか高2とかのこの段階で一通り経験してしまうと、その後の演習のなかで計算力も上がってきますし、かなり余裕をもって戦えるようになるはずです。
逆に、計算すらも不安定な状態が、高3のこの時期とかだと、本当に苦しい戦いを強いられてしまいます。
高校生はできれば、数IIIまでを一通り高2終了までに終わらせて欲しいと思います。(高1までに終わらせたらなおよいですね。中学から通塾の場合はそれを目指してください。中学の間に数3まで終わったらそれはもうすごいですね。その先がただ楽しみです。)
そのために、反転授業が強力な武器になると思います。公立高校生であっても、私立高校生であっても。
ということで、
12月23日(土)に2018年に向けた稲荷塾説明会を行います。
高校生もぜひお立ち寄りくださいませ。(高校生は本人も来て頂いて結構です。)
おっと、宣伝になってしまいました(笑)