仕入れ値とは?
去年までは家族の誕生日ごとにパーティーをしていましたが、今年からは娘が働き始めた都合で、みんなそろってのんびりすることが難しくなりました。
それで、平日に誕生日があった場合はその前後の日曜日に何かをすることにしました。たとえば、この前の11月15日は息子の誕生日だったのですが、その前の12日の日曜日に焼き肉を食べに出ました。そして昨日にはケーキを買ってお祝いです。
これは娘の携帯にポーズをとっているところです。
切れたガットを張り直した直後のケーキだったので、ラケットをもっています。
まあ、学生も忙しいと言えば忙しいです。
昨日も午前中は大学の近くで練習をして、夕方からは太陽ヶ丘で練習試合だそうですし、今朝も太陽が丘で試合だと言っていました。
で結局、2日連続で太陽ヶ丘まで送ることになりました。今朝なんかは道がこんでいたこともあり、京阪宇治駅で友達を拾うということもあったので、往復で2時間10分もかかりました。
それがおやじの喜びなんですが …。
さて、この前の土曜日、小学5年生の子に「仕入れ値」とは何かと聞かれました。
どう答えますか?
ケーキを売るためにケーキの工場からケーキを100円で買ったとすれば、それが仕入れ値。それをたとえば150円で売ったら50円もうかるやろ?
と、説明しましたが、伝わったでしょうか …。
5年生でこういうことが起こりますから、4年生、3年生だったらもっと起こります。
算数で扱う話題は極めて身近で、そのほとんどがイメージできるものばかりですが、生活的体験が少ないと、身近なはずの話題がそうではなくなってしまうのです。
この前、
小学5年生から始めて、「中2から高校数学」のコースに十分間に合う、だから、小学3年生や4年生から始める場合には算数が終わってすぐに中学数学に入るのではなく、中堅レベルの中学受験の問題でトレーニングした方がいいのではないか、
という記事を書きましたが、意外にもこれの反響が大きかったです。
算数をもっとしっかりやった方がいいと考えている方が多いのかも知れません。
実際、小学生の間の勉強は、何より楽しいということが一番大切です。焦る必要は全くありません。
それに、言葉の理解の段階でスムーズにいかないのであれば、中学数学の抽象的内容を我々が想像する以上に抽象的だと感じてしまう恐れがあります。そうすると、現実的内容を一般化して抽象化しているだけだという理解にはなりにくい可能性もあり、その場合、中学数学を難しく感じ、楽しむことが出来ないかも知れません。
ということで、今後はさらに慎重に方針を立てようと思います。
算数も結構面白いですし。