算数を楽しむ

昨日は中学受験の算数をたくさん質問されました。

これを代数を使わずに算数で解くのが難しいのです。

その中の食塩水の問題はどうしても算数では解けませんでした。

通常、食塩水の問題は「食塩水の量」とその中に含まれる「食塩の量」に分けて式を立てれば、簡単な連立方程式になり、それを解くだけです。

しかし、算数ではどうするのでしょうか?

分からないので、灘の子に聞いてみました。

すると、「食塩水の問題は方程式を立てる方が楽なので、方程式で解いていました」ですって!

「じゃあ、算数ではどうするの?」

「分かりません」

頼りない中学受験経験者です。

ということで、ギブアップ寸前のところまで追い込まれましたが、そこにペラペラガイ登場。

ちなみに、このごろでは「ペラペラガイ」を知らない人がいて、「その人痩せてんの?」とか「ノリが軽い人?」などと聞かれてしまいます。

そうではありません。英語がぺらぺらだからそういうあだ名になったのです。何と言っても英語は灘で一番だったのですから、とんでもなくできるのです。

で、もちろん数学もすごいのです。

「あっ、これは天秤法やね」などと言いながら、よどみなく説明していました。

でも、結局最後に連立方程式を解くわけです。x、y の代わりに丸とぺけを使うだけで内容は同じです。ですが、その方程式を出す過程が算数なので、この天秤法を使っている小学生は連立方程式を立てているという意識はないんだと説明していました。

なんか詭弁っぽい感じですよね …。

まあ、いずれにしても結構楽しめました。

算数もいいですよね!