学問的喜び?

この前、松谷君が「生徒に驚いた」ということを書いていました。

そのうちの1人で中1の子は兵庫の山奥から2時間以上かけてやって来ています。

かなり変わっていて、ぱっと見た感じでは変な子じゃないかと思うぐらいです。

しかし、数学をやり始めたらどこまでも行くのです。全く疲れないようです。

普通だったら、追及しないようなところをとことん考えます。

 

たとえば、

 

みなさん、開平を手計算でやる方法をご存知ですか?

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これは、ルート2を計算したところですが、通常これは単なる計算方法で、そこに意味を考えたりはしないのです。

 

ところが、

 

これをその子に教えたときのことです。

もう1年以上前のことですが、はっきり覚えています。「えっと、これはつまりこういうことですよね?」なんて言いながら、その意味を解釈してしまったのです。

 

えぇっ?!

 

彼女が言っていることを理解するのに時間がかかりました。

 

う~む、

 

確かにそうです。

 

う~む、

 

ひょっとして、何か大きな仕事をする人って、こういうタイプなんじゃないか?!

まあ、楽しみにしています。

 

もちろん塾ですから、受験に成功するということも必要です。

しかし、それだけではさびしいですよね?

何かそれにプラスアルファーするような学問的喜びがあるべきだと思うのです。

 

そのためには、教える側自身がそれを楽しいと感じ、学び続ける姿勢をもつことが大切なような気がしています。

 

頑張りま~す!