小学生からの質問
松谷です。
質問をされるのは基本的に嬉しいんですね。
塾講師と言われる職業の人はだいたいそうだと思います。アルバイトであっても正社員であっても新人でもベテランでも。
そこまで普段質問しない子がたまに質問してくれると、よしここでしっかり答えてあげて、より質問しやすく思ってもらおう!
と、ちょっと力みながら答えることになります。
そして、そんな質問がこれでした。
ふーん、これね。
1秒くらいで方針が思い浮かぶわけですね。
正六角形どうしは相似やん。
だから、相似比をかんがえるねん。正六角形の6等分した三角形の半分の三角形に注目すると、1:2:√3があるやん。
そうしたら、結局相似比が、√3:2やしね。面積比は2乗して、3:4なんちゃうか!
となるわけです。
そうしたら、
生徒「√を使ってはいけないんです。」
と言われます。
むむむ。
松「そしたら、三平方の定理を相似から証明して√は使わないで辺の2乗の比から考えていくとかはありなの?」
生徒「…….(おっさん頼りにならへんな。そんなんあかんに決まってるやん。)」
松「えっ、あかんのん。。。え〜と。。」
時間切れ。。。
って感じでせっかく質問してくれたのに、貴重な機会を逃してしまいました。。
そのあと帰りの電車で考えたときには、小学生でも特殊な道具を使わずに求められる方法として、六角形を回転する方法がぱっと思いつきました。
まあ、でもはっきりいって時既に遅しといった感じなんですね。。。
チャンスの神様は前髪しかないみたいな。。。
次の機会は逃さないようにしたいなと思いましたとさ。。