全米開始で思うこと
いや~ぁ、
全米オープンが始まりましたねぇ。
それで今朝観ていると、日比野さんや尾崎さんが初戦を突破したというニュースが飛び込んで来ました。
いや~ぁ、
感慨深いですねぇ …。
娘が中1のとき「私はプロにならない」と宣言し、私との間で激しい闘いがありました。
そして中2のときにひどい捻挫をして半年戦線から離れたことがあり、その後一つ年下の子にまで負け始め、遂に私も夢をあきらめることになりました。
その負けた相手が、日比野さん、尾崎さん、加藤さんです。
ついでに奈良さんにも負けてるので、今全米で活躍している女子の選手は、ほぼうちの娘に勝った子ばかりという状態です。
まあ、私としては上しか見ていなかったのに、まさか下の子に負けるとは! ということで、何度もブチ切れていたのです。
中学生になり、体ができて行くときに本気になるかどうかが勝負です。
それまでは親のリードとか、本人の才能とかでトップに立つことがあります。
しかし、それはどこかで変わります。
勉強も同じですね。
結局、本人が強いモチベーションをもって、自分の意志で目指さないと本物にはなりません。
親はそのことをよく理解した上で、リードすることがとても大切です。
子どもが小学生のときのようにコントロールすることが最早できなくなるときがいずれ訪れ、その後は本人が自立して行けるように親は後押しするというスタイルに移行して行かないといけないのです。
子どもが小さいときに強く引っ張り過ぎていると、この移行過程で軋轢が生じます。
親に知恵がなかった場合、すなわち私のようなケースは、葛藤が大きくなります。
親がリードしないのは全然ダメ。
しかし、リードし過ぎるのもダメ。
子育ては、子どもを育てているようで、実は親が育てられているのです。
まあ私の場合、失敗だらけでしたが、子どもの成長と関わることができて本当に幸せでした。
この失敗だらけの中で学んだことも、今度の本にはまとめたいと考えています。
書くぞ!
「頭のいい子には中学受験をさせるな」の続編、乞うご期待!