参考書を見ながら書くのと、見ないで書くのの違い
松谷です。
最近、なんとか予習をがんばろうとしてくれてる人がちょこちょこいます。
でも、なぜか小テストになるとできないという人がいますね。
その理由の一つは、多分、独習数学を見ながらテキストを解いているからだと思います。
もちろん、横目に見ながら真似をするというのも意味は十分ありまして、何もしないよりも100倍ましだと思います。
ただ、やはり、推奨されるのは、
独習数学の例題を理解したあと、練習問題を自力で解いてみる。わからないところがあつたら、例題を見直して、考え直して解いてみる。どうしても無理なら解答を見て理解してから、解答を自力で書いてみるという作業をする。
そして、その後で、テキストを、独習数学を見ないで解いてみる。わからなかったら、独習数学に戻って考えて、理解したら、また独習数学を閉じて(見ないで)解いてみる。それでも詰まったら、解答を見てみる。解答を理解したら見ないで解いてみる。(さらに時間があれば、ちょっと間をあけて、解けなかったところは解き直してみる。)
このような学習ではないでしょうか???
どうしても、真横に独習数学が開いたままで真似をするように解くと、たいして理解もせずに、ただ物真似のような感じで解いてしまうことがありうるんじゃないでしょうか。
やはり、ほんの一瞬の後だとしても、一度頭に落とし込んで、頭から知識や技術を吐き出すように解くことが大事じゃないでしょうか。
その過程で、自分が理解していないところも、より鮮明に現れてくるのではないかと思います。
あれっ、えっ、さっきわかったと思ったのに。。なんやったっけ。。
こんな場面を、後ろ向きなものではなく、成長のための前向きな気づきとして捉えられたら、きっと、成長できるんではないでしょうか。
取り組んではいるのに結果が出ないという人は試してみて欲しいなと思います。
しかし、見ながらやるは、取り組んでないよりは圧倒的にマシですので!
わからなくて全然できませんでした、聞きに行く時間もありませんでした、とかいうくらいなら、見ながら、真似でもいいからやって欲しいというのが本音です。
塾生の意外な伸びを期待してます!
意外な伸びに出会えるとこりゃ嬉しいんですよね!!