親としての覚悟

小学生部の連絡帳はときとして、とても楽しいです。

今回もむっちゃ楽しめました。

 

この前、子どもにゲームをさせるべきか、させざるべきかということに関して松谷君がブログを書いていました。

ある保護者からそれに関連する内容を問われたからです。

 

ところが

別の保護者から、

そんなものはどっちでもいいに決まっている。大切なのは、「うちはこれで行く」と子どもとの向き合い方を決める親の覚悟だ。

といったような書き込みがありました。(私が感じ取ったままを書いたので、多少表現が違ってしまいました)

 

まさにその通り!

 

それに付け加えて言うなら、子どもにも自分の人生の責任を引き受けることができる人間になってほしいですね。

というのは、私自身が子どものころ、私の家庭での人間関係はかなり悲惨でした。正直言って、最悪の家庭だと私は感じていました。

もちろん、冷静に考えると、いい面もあったのですが、子どもの立場からすると生きる希望を失うほどのこともあり、それは私が中学生、高校生へと学年が進むほどにひどくなりました。

今この年になって振り返れば、親に知恵がなさ過ぎたと言わざるを得ません。

 

ですが、

 

それが私の人生を決めるのでしょうか?

 

親の育て方がこうだから、子どもはこうなったと決まってしまうものなのでしょうか?

 

そうではないはずです。

 

いずれ、子どもは自分の人生の責任を自分で引き受けなくてはならなくなります。

幸い私にはいろんな人との出会いがあり、次第にそういったことが分かるようになって行きました。

ですから、今度子どもを育てる側に立っても同じことが言えます。

もちろん、良かれと思っていろいろするのですが、それが子どもの人生を決めるのではないし、最終的には子ども自身が自分の責任に目覚めるようにさせないといけないのです。

ゲームをさせるかさせないかといったような「いい方法」を追求して、肩を張り過ぎると、本質を見失ってしまう可能性があります。

まず、「親としての覚悟」が重要なんじゃないかというお話でした。