露とおち…
初代塾生3人は1994年に京大に入りました。彼らは3人とも1浪して入ったので、多分今は41か42です。
けっこういい齢になりましたねぇ。
そういうことで、そのころの生徒から子どもの入塾を考えているなどという話があったりします。
いや~ぁ、
それって、私がおじいちゃんになったということでしょうか?!
まあ、それはいいとして、塾生が幸せな結婚をして子育てに励んでいる話を聞くと嬉しくなります。
やっぱりそこですよねぇ!
何をどんなに成功したとしても、それが子どもの幸せにつながらなければすべてがむなしくなります。
露とおち 露と消えにしわが身かな 難波のことも夢のまた夢
です。
実は昨日帰宅途中で昔の塾生に会いました。
残業の帰りだと言っていました。
彼女は30を大分過ぎていますが、結婚はまだだそうです。相手もいないそうです。
「こんなことしている場合じゃないんですけど …」
「じゃあ、本気で探さないとダメじゃないか!」
とっても性格のいい子で、しかもかなりの美人さんです。
なんでこれまで結婚しないで来たのか、全く謎です。
誰かのために頑張り、人の幸せを必死で祈るときに、自分が生きていることの意味が生じると思うのです。
理想的な相手なんていません。自分が理想的じゃないから。
だから妥協せよと言っているわけではありません。
そうではなく、理想的な相手を待っているというのは受けようとする姿勢であって、与える姿勢に転換しないといけないと思うのです。
何か、稲荷塾が結婚相談所になってしまったような気がします。
それもあり、かなぁ。