高みを目指せ

寒くなりましたねぇ!

暖かくして、ずっとじっとしていたい気分になります。

特にテニスをした次の日は …。

 

さて、できなかった問題について、解答を見て納得した後、もう一度それを再現してみることが大切だと書きました。

さらに、何か月かおいて解き直してみるのも有効です。

私の経験では、一度納得した問題でも、2、3か月経ってからもう一度解いてみると、半分も解けません。

それで、2回目にやっても解けなかった問題は重要問題としてストックしておいて、さらにもう一度挑戦するのです。

そうして少しずつ力が付いて行くのを感じました。

 

ということで、そのように取り組むのが当たり前だと私は信じていますが、一般的にはこれはめんどくさく、仮にそうかなと思ったとしてもなかなか実行されないのです。

そこで稲荷塾では強制的に、これを体験してもらいます。

この前の反転クラス1で、小テストをしました。

このクラスは8月いっぱいで数ⅠAを終わり、今はもう数ⅡBの後半までやってきました。優秀なクラスです。

それで小テストの内容は数ⅠAのいくつかの重要定理について証明せよ、といったものでした。

もちろん、みんなができないことを知っています。

そのときは理解していたはずですが、それから数か月経ち、しかもどういう内容だったかというのではなく、証明せよと要求されて、すらすらできるような子はほとんどいません。

できないことを知ってほしいのです。

理解にもいろんな段階があり、いつでも使えるレベルというのはかなり高いです。

その高いレベルに到達してほしいと願っています。