刺激的に取り組むべし!

稲荷塾では数ⅠA、数ⅡB、数ⅢCをそれぞれ半年で学ぶことができますが、途中入塾の場合、たとえばこの1月と2月の2カ月で数ⅠAをやってしまおうという計画を立てることがあります。

そうしないと、将来的に演習期間を確保するのが難しくなるからです。

しかしそうすると、短期的には相当気合を入れて取り組む必要があります。

半年で学ぶとして、1週間で平均して3時間ぐらいの予習が必要であり、もし2カ月でやるとすれば、その3倍ぐらいが要求されるからです。

まあ、日々1時間半ほど頑張る気があれば、やっていけるという計算になります。

もちろん、飲み込む能力によってもこの時間は長くなったり短くなったりします。

ケンシロウが中1のときに7カ月で数ⅠAから数ⅢCまでの全部をやってしまったときのスピードが、ちょうどこの2カ月で数ⅠAを学ぶというスピードと同じです。

やってできないわけではないということです。

それに、何かの目標を持って必死でトライしてみるのは刺激的で、それによって流れが大きく変わったりすることもあるので、むしろ楽しみつつ取り組んでほしいと願っています。