独習中学数学

中学数学は算数と高校数学の架け橋です。

算数での話題は常に具体的で、イメージできるものになっています。

たとえば、「あめが15個あります」とか「池の周りに10メートル間隔で木を植えて行きます」といった感じです。

ところが、数学では代数を使って抽象的な話題を一般的に扱います。

この算数と数学の間に大きな飛びがあるので、両者が滑らかにつながるように、高校数学への準備として中学数学があるのです。

それで中学数学は「代数」「幾何」「関数」の3つでできていますが、さらにそれぞれを3分割して「中1の代数」「中2の代数」…のようにして、「中1の代数」「中1の幾何」「中1の関数」を集めて「中1の数学」を作っています。

正直言って変な切り方をしているので、全体像もつかみにくく、いい構成だとは言えません。

1つ1つにかける時間にも問題があります。

たとえば正の数と負の数なんかは稲荷塾では2時間の授業1回で終わらせますが、一般の公立中学では春から始めて7月ごろまで延々とやり続けます。

はっきり言って、究極の退屈です。

ところで、中学数学の参考書はどうなっているかと言えば、学年別になっているもの、分野別になっているもの、あるいは受験対策用のものが主流です。

それ1冊で代数が分かり、幾何も分かり、関数も飲み込むことができた、となっているものを見たことがありません。

だから稲荷塾では「独習中学数学」を書こうとしています。

高校数学に入るための準備が最短でできるようにデザインされている参考書、これが必要だと考えているということです。

 

実は、ずっと前からこの構想はありました。

でも諸事情で手を付けることができず、今に至ったのです。

 

遂にやりますか!

 

やろう!