難しい問題が解けるようになるには
難しい問題が解けるようになるためには2つの要素が必要です。
1つは知識と技術を確立すること。
もう1つは、問題の読み解き方を磨くことです。
ここで重要なことは、知識と技術を確立するためには難しくない標準問題で演習するのがよいということです。そうしてそういったところに問題がなくなったところで難しい問題での演習を始めます。
ですから、稲荷塾では演習1クラスで前者を行い、演習2クラスで問題の読み解き方のトレーニングを行います。
なぜそうするかというと、知識と技術が不足していると、何が簡単な問題で何が難しい問題なのかが分からなくなるからです。難しい問題というのは知識的なことに問題はないのに、方針が見えない、持っている知識が使える段階までたどり着けないような問題です。
知識不足だと、簡単な問題なのにすごく難しいなどと誤解してしまいます。
今、何人かの浪人生が最後の調整にやって来ていますが、やはり、標準問題で知識の漏れがないかをチェックするところから始めています。
これを1月いっぱいやった後、2月から京大タイプの問題で演習をする予定です。
それで進捗状況ですが、京大の冠模試でA判定が出ているような生徒でも、知識的な漏れがいっぱいあります。
まず、それを潰してから演習3の直前演習を使ってブラッシュアップしようと考えています。
何とか合格を勝ち取ってほしいです!