さらばアイスランド
アイスランドでは美しい景色をたくさん見ました。
滝もいくつかは近くまで行き、裏側に入ったものもありました。
どこからこれだけの水量があふれて来るのか、ちょっと不思議な感じもします。一つは雨が多いということでしょうか。
道沿いはずっとこんな感じの山で、これらは氷河によって削られたものです。
見えにくいですが、ふもとの方に石と土で作られた家があり、昔はそういう家に住んでいたそうです。
とにかく、自然が厳しいので、家を作ったり、食料を確保したりは全部自分でするものだということが定着しており、これが DIY、すなわち Do it yourself の精神の起源だということです。
ちなみに、羊は山を登るのが好きで、結構高いところまで登ります。ときには登り過ぎて、降りれなくなることもあり、そのときは銃で撃つしかないとのことでした。
そして、最終日の前日の夜、レイキャビク空港の近くの火山が噴火しました。
地球の割れ目に沿って、5km から溶岩が噴き出て来ています。大体、半年に1回の割合で島のどこかで噴火するとのことでしたので、それが見れたのはある意味ラッキーでした。
写真は空港に向かうバスの途中で、運転手さんが車を止めて、写真を撮って来たらいいと言ってくれたので撮ることができました。
それから、やはり、最終日の前日ですが、奇跡が起きました。
去年、京大に合格した西澤君から突然メールが来たのです。
稲荷塾のインスタを見ていたら、何か見たような景色だなと思いつつ、驚いたそうです。
ちょうど、お父さんと2人でレンタカーを借り、8日間でアイスランドを1周する計画で動き始めたところだったらしいのです。
アイスランドというだけで、珍しいのに、こんな偶然があるのでしょうか?!
ちなみに、アイスランドの東側とか北西部はフィヨルドで地形が入り組んでおり、なかなか直線的に進むことができません。要するに、道がぐねぐねになっていて、8日間で1周は結構厳しい旅です。
無事、計画通りに進んでいるのかなぁ …