質問することについて

稲荷塾の反転授業では予習が甘くなるとすべてが機能しなくなります。

当該部分の「最短でマスターする数学」を読んで、テキストの問題を2ページ解いて来るのが宿題で、1回の授業辺り、平均すると3時間程度の予習をすることになります。しかし、参考書を読んで説明が飲み込めないとき、テキストの問題が解けないとき、この予習はストレスフルになります。

その解決法は質問することです。

金曜日以外の平日は15時から21時の間自習室が開放されていて、いつでも質問をすることができます。もう1つ、スラックを使って質問することができます。スラックでの質問には、できるだけすぐに答えるようにしています。塾が開いていない時間帯や日曜日なんかでも大体すぐに答えています。テニスをしたりしているときは遅れますが … それから、授業がある日に早めに来て疑問を解決するのもいいと思います。

今回、数ⅡB、数ⅢCクラスで単元テストがありましたが、成績が思わしくない生徒が目立ちました。そして、そういう生徒に限って質問をしないのです。なぜでしょうか?

モチベーションが低く、理解したいという意欲が乏しい場合はどうしようもありません。

しかし、そうでないのに質問しないということもあり、こういう場合は、分かっていないということが分かっていないのです。

自分が本当に分かっているのかどうか、もう少し、厳しくチェックできるようになってほしいです。

それともう1つ、土曜日の自習室をもっと利用してほしいです。詰まったらすぐに質問できる環境で予習すれば、もっと予習のレベルを上げることができるはずです。