もう一歩の努力をすべし
隣接2項間漸化式は隣り合う項の係数が同じかどうかで扱いが変わります。
同じならば、移項して両辺をΣし、同じでなければ基本的に特殊解を用いて解きます。
特殊解を用いる場合、パターンは3種類。
そのうち、指数型の場合は特殊解が見つからず、それは等差数列に変形できる …
こんなのは整理して覚えておくべきものです。
もちろん、具体例とリンクさせておいて、いつでも使えるようにしておかなければなりません。
ところが、
大きな道具箱に使う道具を放り込んだだけでは、いざというときにいちいちひっくり返して探さなければならず、場合によっては見つからないこともあります。
勉強ができるかどうかは、ほんのちょっとした違いだと思います。
原理が理解できるならば、もう一歩の努力が必要です。
分かっただけだと、結局、使えませんし、すぐに忘れて行きます。
昨日、数ⅡBのクラスで漸化式の勉強をしながら、そのもう一歩の努力が足りない塾生が多いことに気付きました。
どうせやるなら、できるようになってほしいし、できるようになれば、楽しいはずです。