本番に強い人になるべし!
「飼い犬にかまれる」とは、信頼している人に裏切られることを言います。
そうでなくても、飼っている犬が大きければ、じゃれているだけで怪我をすることもあります。
ましてや、ライオンなんかを飼っていると、下手にじゃれると殺されるかも知れません。
我が家でも凶暴な大型動物を飼っているので、昨日は足、今日は手を骨折しそうになりました。
こんな感じの動物です。
いかにも狂暴そうでしょう!
さて、昨日から演習数ⅢCと演習2クラスで直前演習が始まりました。
昨日、時間配分のことを書きましたが、まず、何はともあれ落ち着くことが重要です。
本番は誰でも緊張し、前の日は寝つけないかも知れません。
目や肩には異常に力が入り、目を閉じると瞼に流れる血が見えるぐらいになるかも知れません。
それは当然のことで、周りもそうであることを知りましょう。
静かに目をつぶり、目に語り掛けます。力を抜いてリラックスしろと。
これを数秒するだけで、目が楽になります。
それができると次は肩に語り掛けます。
普段の実力を出すということがすごく大事だということです。
ところが、直前演習は単なる練習で本番ではないのに、既にがちがちになっていて、台形の面積を積分で求めている者がいたり、訳の分からない行動をとっている諸君が何人もいました。
それは冷静でない証拠です。気持ちがはやり過ぎです。
もちろん合格したいし、いい点数を取りたいわけですが、結果に気持ちが囚われると、目の前のことに集中できなくなります。1問1問にベストを尽くした結果として合格が訪れるのです。
あの人は本番に強い、勝負強い、などと言ったりするのは、そういう気持ちの持ち方が上手だということです。
みんなには本番に強い人、勝負強い人になってほしいと願っています。