幾何を楽しむ
小テストの採点をするのに多少の時間がかかります。
人数にもよりますし、証明問題なんかが含まれていたりするとより時間が必要になり、大体5分程度ですが10分以上かかるときもあります。
その時間を有効に使うために幾何の問題を考えてもらうことにしています。
まあ、幾何はベクトルを初めとする図形問題の基礎として存在しており、大学入試で直接幾何の問題が出題されることがなくても、トレーニングしておくことは重要ですし、何より思考の訓練になるからです。
しかし、そのためにこちらとしては定期的に適当な問題を仕入れる必要があるます。
あまり簡単なものではダメで、小テストの採点中に解いてもらうという都合上、難し過ぎてもいけません。
それに、できれば解いて楽しい問題であってほしいのです。
そうだったのか! と気分が、すかっとするような …
ですから、私としてはたくさん解いて問題をストックする必要があり、今日も2問を探してきて解いてみました。
しかし、そのうちの1問が曲者でした。
なかなか気付かず、結局ベクトルを使って解きました。
幾何でのどう解くのだろう?
解答を見てみると、それはいたってシンプルで、気付けば一瞬で解決するものの、その気付けば、という部分が結構大変だと感じました。
う~む、おそるべし、灘中!
昨日も、算数オリンピックで正答者ゼロの問題というのをネットで見つけて解きました。
中線定理を使って割とスムーズに解きましたが、算数での解答は見る気もしないような複雑なテクニックを駆使したものでした。
しかし、これは小テストの採点中に解くような問題ではないですよね …
単に趣味というか …