自信をつけたものは強い
松谷です。
昨日、今アメリカ?でやっているマスターズシリーズのテニスの試合を見ていました。
4回戦?のフェデラー対ナダルのハイライトをyoutubeで見ただけですが。
先日
の記事でお伝えしたように、フェデラーは対ナダルではかなり負け越しており、鬼のように苦手意識を持っていました。しかし、前回全豪オープンで劇的勝利を果たしたというわけです。
フェデラーは、勝利をもぎとるために、劣勢でもあきらめずくらいつき、攻めるのが必要な時には自分を信じて攻め続けました。
そして、あの劇的な勝利につながりました。
何事も、新しい事を成し遂げる際には、最初の突破のときに、かなり苦しみます。生みの苦しみというのでしょうか。
あの試合では、特にファイナルセットで、例え負けていても自分を信じて今までにないくらい最後まで攻め続けるという姿勢を貫きました。
結果が出てないときは、新しいトライをするときに、どうしても、これでいいのかな、どうなのかなと、疑心暗鬼になる部分があります。
しかし、いざ突破をしてしまうと、今度はそれが大きな自信となります。
突破する前は、結果はわからないが、「自分を信じて」やってみるというbelieve oneselfの精神ですが、結果が出てみるとそれが自分の中に確固たる「自信」として築かれます。英語でいうと、confidenceに近い感じでしょうか。確信とでもいうのかもしれません。
それを得られたあとは、自分の行動に迷いがなくなります。そうすると、次に結果を得られる可能性も非常に高くなるわけです。
そんなこんなで、フェデラーは、今回はナダルに圧勝していました。
意外に接戦になっているゲームは多いのですが、それをものにする確率がいままでより高く、そのわずかな違いが、ゲーム差の広がりとなり、圧勝につながりました。
テニス界でも、ジョコビッチやマレーが一時その状態でした。
やはり、自信をつけたものは真の強さを発揮しだすのです。
さて、実はこれは勉強にも言えるのではないでしょうか?
今まで、結果が出ていなかったとしても、地道な毎日の勉強を、繰り返し、悪いところを修正します。
そして、テストには、今度はできるはずと、いつも全力で臨みます。
もしかしたら、ミスをしてまただめかもしれません。
でもいいんです。また、地道に勉強して修正して再トライすればいいんです。
そうすれば、きっとどこかで結果が出ると思います。
それからは、それが自信になり、うまくまわりだすはずです。
生徒には、自信が得られるそのポイントまでやり続けられるかだけが問われています。
正しいやり方さえしていれば、基本は半年もあれば結果が出て来るはずです。
僕も、その自信を持てた嬉しい瞬間に立ち会えると幸せだなと思います。
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