最適な睡眠時間

ここ数日、口内ヘルペスに罹り、食事をするたびに苦痛を感じてきましたが、ようやく治りました。

元気であることのありがたさを感じます。

 

さて、勉強中に眠くなることがあります。特に数学の問題が解けないときには思考が堂々巡りして気が付いたら集中力をなくしています。

そのときにたまたま気力が落ちただけであれば、それは起こり得ることなので、もう一度気合を入れ直して頑張るしかありません。

しかし、演習のたびごとに眠くなるなら、睡眠時間が足りていない可能性があります。

特に数学の場合、眠気と闘いながら勉強しても効果は期待できません。

むしろ、ささやかな発見に興奮しながら取り組むときに伸びるのです。

受験生は、ある意味、自分の限界に挑戦しつつ、自分を追い詰めていかないといけませんが、ある一定のラインを越えてはいけないのです。

 

昨日、演習数Ⅲの授業でうとうとしている子がいて、その子は頻繁にそういう状態になるので、聞いてみるとやっぱり睡眠時間を切り詰めていました。

目標に対する自分の位置が遅れていると感じたならば、挽回しなければならないと思うのは当然のことです。

しかし、単位時間における効率が落ちてしまっては逆効果です。その辺りの最適なバランスを見つけてほしいと願っています。