いい先生

今日は宮嶋さんと勝負してきました。

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6-4 7-6(5)

ぎりぎりでしたが勝ち、これで14連勝!

サーブの不調は続いており、まるで押せていません。

しかし、粘り強くプレーすることができました。

宮嶋さんの弁によると、私は足が速いそうです。押し込んで自分のポイントだと思っているところを追い付かれ、切り返されるとその後に響くとか。

そう言えば、この前、杉本君にも似たようなことを言われました。

足の速さは全日本レベルだと。

そのときはまるで嬉しくなかったです。つまり、そのほかの技術は今一だという意味ですから。

まあしかし、遅いより速い方がいいに決まっているので、地道なトレーニングは継続すべきと感じました。

 

地道なトレーニングと言えば、ピアノにおけるハノンはそれに当たります。

まだ練習し始めて1週間も経っていないということもあり、左手の小指、薬指、中指あたりの動きの悪さが目立ちます。

だからハノン。

高1のとき友人の影響を受け、夏休みに1日10時間練習して、そこそこ弾きたい曲が弾けるようになったときのことを思い出すと、相当の時間を基礎練習に注ぎ込んでいました。

そのときの貯金が少し残っているのと、どのように練習すればどのようになるのかが大体分かっていることで頑張ろうという気持ちがわいてきます。

それと先生によりますよね。

最初のレッスンが1週間後で、月に2回から4回習う予定ですが、直観的にはいい先生です。

何がいい先生か?

う~む。

これを一言で説明するのは難しいです。

実は、小学1年生のときにピアノを習いに行かされていたことがあるのですが、嫌で嫌ですぐにやめてしまいました。姉が習うついでということもあったと思います。でも、引き込まれるものが何もなかったというのが正直なところです。

ところが高1のとき、スコアを前に置いて指揮棒を振る友人が陶酔してくると涙を流し始めたのです。

有り体に言ってびっくりしました。

それで、彼からピアノを習うことになり、ひと夏で簡単なソナタなら弾けるようになったのです。習うと言っても、技術的な指導は何もしてもらっていません。

その後高1と高2の間の春休みに奨励会試験があり、それに受かってしまったので、ピアノの練習は終わりました。だから、47年前のできごとです。

要するに、いい先生かどうかは教え方が上手いかどうかというような話ではないということです。